小さい株から育てていると、
この子の昔を知っているような気がして、
愛おしさ100倍になるのが植物です。
きっとこの子のこれから人生で、
関われるのは僅かかもしれないけど、
その一時を共に過ごせたことを私は忘れない...
↓前記事。
1.ビカクシダ・ヒリー”Panama”の成長記録。
っということで本日は、
近頃メキメキとその頭角を現している、
ビカクシダ・ヒリー”Panama”のお話です。
私のもとに来てからもうすでに2年という月日が流れました。
時の流れとは恐ろしく早いですが、
その間に私はどれ程のお金を植物に使ったのかっと思うと、
これ程恐ろしいことはございません。
っということで今回もせっかくなので、
ヒリーパナマさんが我が家にやってきた時からお話させて頂きたいと思います。
1-1.2年前購入時。
遡ること2018年5月の夜。
いつのように飲みながらヤフオクに溺れ、
1円出品の株に野口さん一人分の金額を入札しておいたら落札出来てしまった思い出。
そんな出会いの彼はまだとても小さく、
っと不安を抱えておりました。
↓2018.5
↓自作のバスケットに仕立てておりました。
1-2.1年前の姿。
そうこうしているうちに1年が経ち、
時の流れと共に育てられるかという不安は流れ落ち、
しっかりとビカクシダの姿になった彼。
↓2019.6
この辺から少しずつパナマっという、
ビカクシダの個性の片鱗も垣間見えるように。
2.2年後の姿(現在)。
板付からコルク仕立てに変更し、
2年が経ちました。
時が戻り現在に至ります。
それではご覧いただきましょう、
パナマさんの現在がこちら。
↓2020.6
もはや2年前のあの姿を思い返すのも難しい程の姿に。
ビカクシダは2年経つと非常に大きくなり、
更に個性が爆発します。
自由奔放過ぎる胞子葉。
しかしながら全て立ち上がっているので思いの外場所を取らないパナマさん。
こんな優秀な子でございましたでしょうか?笑
これで胞子嚢が付いたらと思うと...
きっとこれでもまだまだ本気の胞子葉ではないことでしょう。
楽しみすぎますねこれは!!!
3.まとめっというか感想。
ヒリーの本気って大株にならないと本当に分からないのだと、
このパナマさんに改めて教えてもらったように思えます。
色々な個性が詰め込まれたこの温室、
彼らを傷つけないように静かに静かに、
心を静めて作業しております。