ビカクシダの胞子葉って枚数を重ねる度に大きく、
更に表現も豊かになっていくのですが、
それがドカン!と変わるタイミングがありますよね。
↓関連。
1.ビカクシダの胞子葉。
っということで本日も、
ビカクシダの話!
になりますが、
今回は胞子葉について考えてみたいと思います。
そして今回ご登場いただくビカクシダは、
P.hillii cv.Panama(以後、「ぱなまさん」)です。
実は彼、
スペース的な問題で、
冬越しの際に胞子葉を意図的に落としております。
ぱなまさんの胞子葉をご覧になられたい場合はこちらの記事をご覧ください。
↓去年のぱなまさん。
2.胞子葉が進化。
そして今現在ぱなまさんは胞子葉を展開中です。
しかしながらすでに昨年に出た胞子葉の長さを上回っています。
これは明らかに、
胞子葉の真価...(進化)
が発揮されてきたのでしょう。
分岐も深く、
昨年の胞子葉に比べると期待大です。
2-1.進化するタイミング。
これはすごく単純なお話ですが、
ビカクシダを問わず植物は、
その株が大きくなると葉の表現が深くなります。
そしてビカクシダであれば、
胞子葉が連続して出ている時よりも、
「貯水葉が連続して出た後の胞子葉」が、
胞子葉の進化するタイミングなのです。
勿論、株が成熟していくにつれそのループから外れていくこともありますが、
幼苗から育てていれば、
大株になるにつれてこのタイミングを体感できるはずです。
3.まとめっというか感想。
っということで本日は、
ぱなまさんの胞子葉がとてもいい感じだったので、
ちょっと掘り下げて書いてみました。
ちなみにこの貯水葉は展開不良ですが、
その原因は、
胞子葉が立ち上がり過ぎて、
新しい貯水葉にぶち当たるという事件が起きたからですw
立ち上げて育てるのもほどほどに...www